●ユージン主演ということもあり、オ・サンウンは、元後輩である元SHINVIの、
ファインディング・ニモであるという説が濃厚。
しかも2曲ある彼女のトラックのうち、[5]のパク・ソンジン作「気持ち(ヌッキム)」は
SHINVIと同時期の女子2人組であるButton(厳密にはButton=2001年7月、
Shinvi=2002年3月)のデビュー・タイトル曲だったあの曲の使い廻し!
ニモ=Buttonのヒトだったというオチはないので、3段論法としてはシン・ヘチョルの
センスは7年先を読んでいたことになる。
[5]は2008 ver.だが、オリジナルが存在していたのかはナゾなオ・ソクチュン曲。
女子ラップはSHINVIの舎妹ではなく、同名異人のシム・ヘジン嬢となっている。
[1]のJooは、フィソンが詞を書いているロック曲。
[2]はEVEのセホンさんことキム・セホンだが、いい意味で雑味を感じさせる、
微妙にキム・ヒョンジュン的な揺れの世界に入っており、ビジュアル・ロック的な
予定調和の世界から離脱しつつある新機軸。
[3]も詞はフィソンでHerritageのヒトというと男性の気がしてしまうが、女性メンバー=
イ・ギョンソンのソロ・ロック曲。以上、ウタものは前半5曲でOSTのPDはオ・ソクチュン
なので“トータルにいって雑多なロック集”的なコンセプトは十分納得できるところだが、
作詞や歌手の宛い方の微妙なズラしが奏効し、本来はJooが主役扱いなはずが、
Steve Jobsのポニョことニモに持って行かれている状況となっている。
《曲目紹介》
01. それが愛よ - Joo
02. Everything - キム・セホン ( EVE )
03. 愛してください - イ・ギョンソン ( Heritage )
04. 気持ち - オ・サンウン
05. Crazy! 2008 Version - オ・サンウン rap: シム・ヘジン
06. Baby in Wonderland
07. Tama & Vagabond vs. Kingstonrudieska
08. Rebirth
09. Night Traveling
10. Baby Walker
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《曲目紹介》(ハングル[読み])
01. クゲ・サランイヤ - Joo
02. Everything - キム・セホン ( EVE )
03. サランヘジュセヨ - イ・ギョンソン ( Heritage )
04. ヌッキム - オ・サンウン
05. Crazy! 2008 Version - オ・サンウン rap: シム・ヘジン
06. Baby in Wonderland
07. Tama & Vagabond vs. Kingstonrudieska
08. Rebirth
09. Night Traveling
10. Baby Walker