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●Pastel Musicのアーティスト・オムニバスも兼ねているといってしまっていいOSTのVol.2。が、なぜか圏外からナ・ユングォンも参加、ひさびさにJoyRockのクレジットも見られるなど、Vol.1よりもさらにレア音源満載の予感。[03]のキム・レウォン本人のvoは、映画『ひまわり』に続く渋めのバリトン・ボイスで、一瞬イ・スンヨルあたりのロック系のヒトかと思ってしまう、ジャイロ回転系のピッチのわずかなズレもかなりの個性。[04]のU(唯)が極めてまともに聴こえるという配置は両者にとって吉であり、選曲上の勝利といえそう。また[08]のTaruは(おそらく狙っているが)まっとうな(?)モダン・ロック、具体的にはパク・ヘギョンのフェイクのような発声を採用しており、さすが実体の不明な韓国バンド界のポニョともいわれる女子voとなっている。そして久々のJoyrock[10]であるが、かなり演歌ナイズドされているとはいえ、怨念系な感じが抜けきれないあたり往年のキャラを引き継いでおり(もし純正演歌なら脱力系になるはず)、MC Hansai以来3年ぶりではないかと思われる消息となっている(本人盤1集は01年のリリース)。総じていわゆるインディー系と日本では分類されがちなキャスティングとなっているが、それぞれシングル曲を持ち寄ったコンピ的なクォリティ水準をキープしており、色彩感的にもドラマ主題と呼応する、バリエとユニフィケーションの心地よいせめぎ合いとなっている。

《曲目紹介》

01.　 世界の外へ 　

02.　 君の好きな季節が来たよ - ナ・ユングォン 　

03.　 新しい世界 - キム・レウォン 　

04.　 君を聞く - U(唯) 　

05.　 友達 - 小規模アカシア・バンド 　

06.　 見つめる恋 　

07.　 まな板と包丁 　

08.　 いつも青い風景のように - Taru 　

09.　 Moonrise - Sweetpea 　

10.　 苦しくても - Joyrock 　

11.　 炎 　

12.　 明日に向かって 　

13.　 足りない愛 - ウヌ 　

14.　 Love Me - イ・ジヒョン 　

15.　 回想 　

16.　 失った自分 　

17.　 愛だろうか - ソリ 　

18.　 日差し 　

19.　 トラックに体を預けて 　

20.　 愛 　

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《曲目紹介》(ハングル[読み])

01.　 セサンバックロ 　

02.　 クデ・チョアハヌン・ケジョリ・ワヨ - ナ・ユングォン 　

03.　 セロウン・セサン - キム・レウォン 　

04.　 クデルル・トゥッチョ - U(唯) 　

05.　 チング - 小規模アカシア・バンド 　

06.　 パラボヌン・サラン 　

07.　 トマワ・カル 　

08.　 ヌル・プルン・プンギョンチョロム - Taru 　

09.　 Moonrise - Sweetpea 　

10.　 アパド - Joyrock 　

11.　 プルコッ 　

12.　 ネイルル・ヒャンヘ 　

13.　 プジョッカン・サラン - ウヌ 　

14.　 Love Me - イ・ジヒョン 　

15.　 フェサン 　

16.　 イロボリン・ナ 　

17.　 サランイルカヨ - ソリ 　

18.　 ヘッサル 　

19.　 トゥロゲ・モムル・シッコ 　

20.　 サラン