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●ややもすれば気まぐれ的はぐらかしにも遭った3号線…の3集はその気まぐれ量が臨界点を超えて巨大になり豪華絢爛。ナム・サンア(vo)〜ソン・ギワン(all)を主軸に各曲でデザイナー泣かせなほど多彩にゲストを投入、Doorsというよりやはりソンゴルメが浮かぶサイケ性から入り、似非フォーク的なにせ叙情、一転ビートのそり立ったファンキーなトラック、戦後歌謡の再現からアンビエント風…それらにサンアのvoが2重に外しながら乗ってくる様は音による曲芸サーカス的な予定調和性すらあり。