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●これは実験的要素満載…とまではいかなくても、かなり気の利いたハズし要素を随所に散りばめた復活作。その最たるものとして(13)〜1集収録のタイトル曲とは別曲〜がピアノ…ソロだけだったらありがちだが、BoAちんの向こうを張る、piano & celloによるインスト曲であること。でこのピアノはvibeのアイツことリュ・ジェヒョンである可能性が高いのだが、チェロのほうはクレジットなし…にも関わらずこれがニューエイジ・チューンとしてはかなりのテンションの作品(適度の緊張による癒し系という構図)。ピアニストは計4名(日本人含む)が参加しているが、例えば実質(2)のイントロにあたる(1)も、終止しない無理矢理な終止型がジャズ学習者にはウケるだろうなぁというアソビ要素部分をピアノ奏者が一手に引き受けているといった感じで4人のコーラスワーク以前に別の意味で聴かせるというか音楽性の高さを予感させる作りになっている。Noblesseが5人目(ラッパー)として加わる(3)ではビブラートの波合わせというワザも繰り出し、(4)では弦楽パートに16分音符フレーズを強要し(しかもこれが音が多すぎて完全にハッキリは聴こえない)、プログレ・ファンの欲求にも8分がた応えるものに…。いずれにしても弦楽群にはサウンド/アレンジ双方でリズム楽器の音色以上の重要度が与えられているようで、このへんの設計と嗜好の違いが(vibeとの比較はともかく)sg WANNA BE+とのリスニング・ルーム的な棲み分けとなるでしょう。なお、ピアノ奏者のクレジットは曲ごとに分かれていないため、インスト曲での実際の奏者については不明となっている(話の流れとしてはやはりリュ・ジェヒョンじゃないとオチが着かないとは思う…)。

《曲目紹介》

01.　TO MJ - (piano solo) 　
02.　告白 * 　
03.　愛した分だけ feat. - NOBLESSE (rap) 　
04.　WHY (分からないのかい) 　
05.　涙 feat. - NOBLESSE (rap) 　
06.　また愛せるだろうか feat. - パク・チョンウン @ SOULCIETY 　
07.　3年たって 　
08.　LIKE A... 　
09.　WISH (願い) 　
10.　恋人 　
11.　PAIN - (piano solo) 　
12.　禁じられた恋人 　
13.　GOOD BYE - (piano & cello) 　
14.　また愛せるだろうか BONUS TRACK 　
15.　告白 M.R (=inst.) 　
16.　愛した分だけ M.R (=inst.) 　


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《曲目紹介》(ハングル[読み])

01.　 TO MJ - (piano solo) 　
02.　コベク * 　
03.　サランハンマンクム feat. - NOBLESSE (rap) 　
04.　 WHY (モルゲンニ) 　
05.　ヌンムル feat. - NOBLESSE (rap) 　
06.　タシ・サランハルス・イッスルカ feat. - パク・チョンウン @ SOULCIETY 　
07.　 3ニョンフエヤ 　
08.　 LIKE A... 　
09.　 WISH (ソマン) 　
10.　ヨニン 　
11.　 PAIN - (piano solo) 　
12.　クムジデン・ヨニン 　
13.　 GOOD BYE - (piano & cello) 　
14.　タシ・サランハルス・イッスルカ BONUS TRACK 　
15.　コベク M.R (=inst.) 　
16.　サランハンマンクム M.R (=inst.)