SoundSpace

●事務所はDRのママなものの全員入れ替わりのため、『宮』と『宮S』の関係よろしく別モノとしてリスタート扱い。アン・ジンギョン、ヤン・ウンジ(=ヤン・ミラの実妹。左から2人目。似てます!)らは05年にレース・クイーン(!)チーム“ZINIS”で活動(所属はやはりDR:これにオ・ミンジンを加えた3人だったが、ある時期からはジンギョン、ウンジのみだったもよう)。今回のリーダーとされるジンギョンはそれ以前に01年にto-yaのオムさん系として鳴らしたあのジンギョンであり、日本語もある程度堪能とみられる大立者として期待されている。他の3人はぼちぼちだが、うちサランちゃんは芳紀17歳のもよう。実際のサウンド的にも“リード・ボーカルはto-yaの2ndコーラス担当と同じ人”状態といっても過言ではなく、この状態で「キラー」や「Get Up」等、先代Baby VOX曲をやられるてしまうと、ほとんどto-yaがカバーするBaby…状態となってしまい、古参のファンの方は十重二十重にも楽しめる…かもしれない。この辺、制作側が狙ったとも思えず、かつ5人ユニットとしての機能が万全かどうかは議論の余地があるところだが、R&B系でない女子グループとしては久々の(?)大型新人チームともいえ、歌謡曲の健全な発展のためにはかなり寄与してくれそうである。ちなみに「Get Up」(通称:ゲロゲロゲロ)で、“ハシリのミヨン”の名を決定的にしたあのフレーズはRe.Vのみなさんにおいてはジャストで歌われているので、やはり楽譜に「アッチェレランド」の指定はなかったもようである…。