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●読みはとりあえず「アイ・サーティーン」。玉石混淆? 有象無象? ジャケでワクがちっちゃいヒトはどういうこと? 議論というより疑問百出の未成年大所帯チーム(しくしく)。しかもウリは「100%韓国人(濃縮還元なし)」ということらしく全国から喝采が…。とりあえず12歳から18歳までのメンツを無理矢理十二支に振って(なので必ずしも生年とは合致せず)、さらに余った1人が「模」っちゃんというナゾさ。端役・子役ですでに芸能界デビュー済みのコも結構含んでおります。サウンドはとりあえず東アジアの模範的J-POP…の相似形を想像してもらえばよく、ただ15歳未満試聴不可のドラマとか見れないメンバーの声はかなり若過ぎのため、「童謡アルバム」が市場として成り立つ韓国ならではの音響効果もアリ。歌謡界的に注目は、やはりあの伝説のUntitleの名曲「責任とって」、そしてつづくチョン・ヨンノク曲(ほとんど演歌)カバーもやってくれているなど、すでに日本語としても定着した「386世代」(ほんとかよ)以上へのアプローチも万全であること。制作者側も歌ではほとんどいじりどころがないためかアレンジおよびサウンド・エフェクトは結構遊んでいて、機材チェック用としてつんく♂やコムロさん盤なんかとともに揃えておきたい感じです(ヘッドホン・ステレオ用)。11トラックのアルバムなのはヨシなのだが、実質歌は7種類。とりあえず真性目離れちゃんはいないため、この中ではやや不遇そうな「酉」あたりを応援したいところ。