●裏方のほかFluteも担当する(MVでも登場なのでもはやオモテ方だが)オトコのTubeman(ソ・スンヒョン)と女子voのインディア(本名パク・イェ“イン”)の2人組。ジャンル的にはジャズということになっているが、そもそもラウンジ系だった韓国的環境のため、基本的にはほどよいソフト具合となっているものの、日本的にいうとボサノバ・バンドである。フルートもなかなか本格的(フルートが特技だから入れているのではなく、サウンド的な必然性の問題)で、速度を速めただけではない、サンバ的なタテの躍動感を示すトラックもアリと、ブラジリアン系の中でのほどよい振れ幅を示す。逆にいうとボサ中でこれだけバリエがあるモノに対して「ジャズ」という国内的括りはいかがなものかとも思われるが、彼らの人力ぶりを聴きつつ、Clazziquaiの割り切ったボサ・アレンジのトラックなどと並べてみると、広義のハウス系はいかにもラテン・ミュージックの動力源を換えた後裔なのだなぁという感慨をなぜかあらたにしてしまうところである(もっともクラジもキワドいトラックは実はゲスト=ソロイスト群の力量が半端ないが)。
《曲目紹介》
01. Welcome to the Sugarcoating 1:43
02. Shall we dance 4:29
03. 恋愛参考書 3:15
04. Song for You 4:24
05. My Christmas story 4:06
06. On the street 2:27
07. Like you 4:20
08. After 2208 3:25
09. Dear blue 4:21
10. Good night 2:07
11. Time to the music 4:12
12. 恋愛参考書 (inst) 3:15
13. Shall we dance (inst) 4:29
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《曲目紹介》(ハングル[読み])
01. Welcome to the Sugarcoating 1:43
02. Shall we dance 4:29
03. ヨネ・チャムゴソ 3:15
04. Song for You 4:24
05. My Christmas story 4:06
06. On the street 2:27
07. Like you 4:20
08. After 2208 3:25
09. Dear blue 4:21
10. Good night 2:07
11. Time to the music 4:12
12. ヨネ・チャムゴソ (inst) 3:15
13. Shall we dance (inst) 4:29