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●今月の改心シリーズ、その２は、一昨年「悲しい映画を見ながら…」などという煮えきらないタイトルでデビューした「X is」ことエクシーズの３人組。スキンヘッド（クリシュナ・スタイル）１名は髪が伸びたようだが、１人太ってSOLID状態に。●しかし前作のハウス渋滞は解消され、ファンクネスという言葉の意味をようやく理解した模様。前作の利点＝語りローファイ・ラップはさらに磨きがかかり（ハイトーンのほうは修行足らず）、スタイルとしては虚を突いて斬新。そして転調の妙で歌謡曲ぽさをも醸す。●最終的な売り出しとしてはカラオケ向けの曲が少ない（難しい）のは少々厳しいが、uptownら本流hiphopとは対極を成す、韓国的直線＆不器用さが心地いいドメスティック度の高さ（垢抜けなさ）には、影から拍手を送りたい気分。