SoundSpace

●なかなかロッカーらしい渋いタイトルで決めてきたプファル、しかし紆余曲折あり、途中でヴォーカリストが亡くなったり、（かつての同バンドのVoである）イ・スンチョルとのジョイントを出したりして、一応5集ではあるが、実質的にはその上に積み重ねのある5集 ●しかし、これが大らかに、音楽性を犠牲にしないで大衆ウケを狙うという思い切った作戦に出てきた。現在のメンツはキム・テウォン(vo)、パク・ワンギュ、チョン・ドンチョル、チョン・ジュンギョの４人だが、シナウィとN.EX.Tの2/3シナウィ寄りというか、現キム・ジョンソ・バンドにも通じる、溌剌さと瞬発力、腰の座ったグルーヴ感等、前作までのややモノトーン的な色彩とはうってかわって、1600万色天然カラー状態●曲によってはアコースティクをちょい混ぜつつ、完成型により近いロック（俗に言う歌謡ロック、の一歩手前）を聴かせまくる。気持ちイイっすねぇ。（1997年作の2011年リイシュー版）

1 Lonely Night [パク・ワンギュ]

2 슬픈 바램

3 21c 불경기

4 작은 너에게

5 마술사

6 또 다른 미로

7 믿음

8 회상

9 불의 발견 1

10 불의 발견 2

11 불의 발견 3

12 비밀 (Special Bonus Track)