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● 昨年の「大鐘賞」(韓国アカデミー賞みたいなもの)音楽賞受賞の若手作曲家であり、同時にオオブBandの打楽器奏者、かつ自身伝統楽器の追求者でもあるウォン・イル(元 一)のソロ作品 ●ヴォーカルを立てた歌詞ありトラックとインストに大別されるが、ゲストはカン・サネ、イ・サンウン(ついでにファン・ボリョン)、各種民族／民俗楽器は名前的にラテン／南アジア等の出自と思われる雑多な構成員からなり、「世界の平均(率)化」に挑んで結果的に見事に拡散していくという恐ろしく韓国的でないとも言えるアルバム。当然即興要素の度合いも高くJazz的、でありながら随所にROCK的意匠（= 同時代韓国のそれ）を繰り入れながら伝統に立脚。まさに破壊神,というより再創造主?十分味読/聴されるべし…(もしかして)。

1 달빛 향해  featuring イ・サンウン

2 내 마음속에

3 Asura Part 1

4 No Yesul (奴隸術)  featuring カン・サネ

5 어느날 이후 

6 그래 

7 Asura Part 2 (Instrumental)

8 일곱날의 악몽 

9 Persona 

10 물

11 달빛 춤

12 동방의 빛