●『王と私』、『宿命』といった注目のサントラでポイントとなる曲を歌っているので、
シーンを欠場していた印象は少ないが、実はベスト盤を挟んで、
ミニ・アルバムとしても約3年ぶりとなる4曲/6トラック入り作品
(オリジナル曲によるアルバムは2001年止まり)。[01][02]がオシ曲だが、
4曲すべてがタイトル扱いといっても過言ではない作り込み度で、
他の歌手が歌うと演歌になりかねない泣きのメロを、ストリングスを
バックに、特有のファルセットを駆使してクールに歌い上げる。
シャンソン風イントロの[03]の意外な展開(オチ)や、宗教曲風な味付けを施し、
(韓国)時代劇ドラマの挿入曲でも不思議ではない仕上がり[04]での、
まさに21世紀版カストラートともいえる清澄な発声には、
クラシック(Popera)系歌手のそれを凌ぐ、いい意味での芸人的リアリティさえ
感じられてややコワくもある。[BR][BR]
●(2012年追記) 2008〜09年現地放映の
KBSドラマ『妻と女』のエンディングとして[04]が、また挿入歌として[02]が
使用されていたもようである。
《曲目紹介》
01. 僕を捨てて
02. コスモス
03. 愚かな恋
04. 胸は知っている
05. コスモス MR
06. 僕を捨てて MR
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《曲目紹介》(ハングル[読み])
01. ナル・ポリョヨ
02. コスモス
03. モンナン・サラン
04. カスムン・アルジョ
05. コスモス MR
06. ナル・ポリョヨ MR