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●まさに「クロスオーバー11」の世界…オヤジ派の白眉!といえそうな5集(7枚目?)の登場。前作から東洋人によるラテン…の道をひた走るかとも思われたが、どう自省したのかそれをサンプリング=参照的な結合法に止め(ナマは使用)、ちょうど「Insensible」期のJazz援用に相当するような独特な距離感の歌謡フュージョンとしている。シン・イェウォンや外人勢女子よりも訥々とした本人vo曲のほうが奥行き感があるのは、作家=歌手の究極のエゴ…という感もあるが、巨匠の手慰み作品的な稀少感も有す。CD-2は東海地方でも絶讃といわれる全曲インストver.。