SoundSpace

●ソン・デグァン先生の薫陶と全面的なバックアップを受けて(実際にデグァン先生の声がサンプリ…、…されているとしか思えない)演歌デビュー! と分類したほうがスッキリする(仮想敵はチャン・ユンジョン! ツイストものもやっているし…)ソロ・デビュー盤。意外とカバーは少なく、一応(3)などはちゃんとしたバラードなのだが、その一方で「Rap making by しんじ!」のクレジットもあり、年末の授賞式での屈辱の歴史への復讐戦かと思われたが、なんとイ・ギチャンの露払いとしての前口上のことをRapと称している可能性が高い。このため08年を代表する羊頭狗肉盤の呼び声とともに、演歌といえばの大韓覆面タロウことチャ・テヒョンもナレーションでテンションを下げてくれているが、コーラスにNaomiさんを投入していることは若干アッパーな話題。それ以上にインナー写真の日本ロケにおいて、「危険ですので柵外に物を投げすてないでください」by 駅長という注意書きのある駅ホームに佇んでいるしんじが、4コマ目で柵外に去っているというマンガ仕立てのネタがあり、往年のパク・チョンヒョンに匹敵する“どこの駅なのか問題”(投げないでくださいなら東北だったのだが)についても言語方面からの本格的分析が待たれるところとなっている。最終的にはチュ・ヨンフンが責任をとってくれているもよう。

《曲目紹介》

01.　 陽の昇る日 Feat. - Mighty Mouth 　3:27

02.　 Tattoo 　4:01

03.　 独りで泣くわ 　4:46

04.　 恋しようか? 　3:50

05.　 泣かないで元気でね Feat. - イ・ギチャン 　3:59

06.　 別れが訪ねてくる narration by - チャ・テヒョン 　4:29

07.　 メロディー 　3:59

08.　 とげ 　4:12

09.　 Hidden 　4:13

10.　 遅い恋 (part 2) 　4:41

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《曲目紹介》(ハングル[読み])

01.　 ヘットゥルラル Feat. - Mighty Mouth 　3:27

02.　 Tattoo 　4:01

03.　 ホンジャ・ウロヨ 　4:46

04.　 ヨネハルカ? 　3:50

05.　 ウルジ・マルゴ・チャルガ Feat. - イ・ギチャン 　3:59

06.　 イビョリ・アンブルル・ムッタ narration by - チャ・テヒョン 　4:29

07.　 メロディー 　3:59

08.　 カシ 　4:12

09.　 Hidden 　4:13

10.　 ヌジュン・サラン (part 2) 　4:41