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●今回も結局紫系のジャケだった1年余ぶりの4集、もちろん裏方はチェ・ジュニョン=イム・ギフン鉄壁の守り。前3作で残留思念的に大きな要素だったルーツ的に直截なRock要素はモダン・ロック風やブラスものでのアソビに置き換えられており、ほとんど演歌メロのタイトル曲(3)、ギフンがcosmosとして歌った(5)等、バラード表現の深みはジャンルを超えてwaxの芸風に収斂されたかの趣きさえあり、ゴンモ同様何度聞いても飽きない寄席の名人芸の域にあるかも。衒いなき主流派の音。