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●前作の、J-Rockセルフ・カバーに懲りた(?)のか、本作はなんとブラック・ミュージックに急接近、Funk、Soul、Jazz…と、次代のインスニの名はもらった(愛称、ムンタギ…なのか? ソムニーなのか?? それともク・ジュニョプを呼んで、タギワ・ジュニなのか)状態に。ソ・ヨンウンがややフュージョン(?)寄りにシフトしたのに対し、もともと濃さの点ではタク越したものをもっている卓さん、バラード表現も類型的なロック・バラードとは多少の距離を置き、外観だけでなく心のボスとして慕われそうな存在に。2節目から、オトコのゲストが入ってきたような錯覚の、アシュラ男爵(正式にはカタカナだと思うが)ワザは、この人ならではのもの。rapperの情けなさもなかなか天下一品。総42分と、古典的な収録時間も完成度の高さをやや際だてる。