SoundSpace

●94年音盤デビュー、ソテジ3集の影の立役者であるCRASHの、一切の妥協を排した第3集はロンドンまで出張●ベース兼VOのアン・フンチャンを中心に三位一体、リズム・ビート・ピッチ等の境目のない遠近両用スラッシュ・メタル。しかもここまでくると何語でやっているかもほとんど意味を成さない圧倒的(ほとんど脅迫)な説得力(実際は英語主体)●すでに1、2集とも日本でリリース(本作ではレコード会社移籍)、東亜はおろか世界的レベルの音圧●他のメタル・バンドのような外形的な韓国色は全くなく、ただただ意志と血だけが半島の大地に根ざす(実験的に韓国トラッドのループのみ使用)。細心にして豪胆、「正確に」うねる！ もはやヒーリング・ミュージックか？ 音質的にもステレオ的臨場感(ふつうの意味で)抜群。