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●96、99年…と3年ぶりの3集。(2002年10月発売）韓国的モダン・ロックの語をいわば反語的に浸透させたともいわれる、耽美派系のなかでもスカスカ度という完成度の高かったバンド。当初よりのイ・ソグォン(g,vo)を中心とした編成で4人だが、Day Tripperが専属ゲスト的に参加、キーボード/オルガンに聞こえるプログラム部分が本作での人力的なミニマル、あるいはグルーヴしないDoors的な負の色彩感に貢献しており網の目を大きくして小魚は逃がす…的な余裕の美学に包まれている。