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●77年生まれ、99年デビューのロック青年で、2集がトルコで評価され、W杯韓国-Turkey戦での友好ムードの下地を作ったとも一部では評価されている実力派にして、実は結構美形。無理なシャウトではない高音を鼻先に響かせるスタイルで、ハスキーさはなくベタ塗りな音色が魅惑的。本作ではタイトル曲含め歌謡ロックに寄った風がやや感じられ、その分艶っぽくはあるが、前作までの痺れに似た感覚は多少後退したウラミも。囁きロック・バラードという新境地も開拓。